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マウスピース矯正とインビザライン矯正の違い

マウスピース矯正とインビザライン矯正の違い

マウスピース矯正は、透明で目立たず、自分で取り外し可能なマウスピース(アライナー)型の歯科矯正装置を使用するのが特徴です。

マウスピース矯正には数多くの種類があり、インビザライン矯正もマウスピース矯正のひとつです。
従来の金属ワイヤーとブラケットを使用した矯正方法にはない利点があり、マウスピースを取り扱う企業も多いため、歯並びの矯正を考えたときに、どのマウスピース矯正を選ぶのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
どのマウスピース矯正も歯並びを正しい位置に戻すための矯正装置ではありますが、具体的にどこが違うのか、ご存知の方は意外と少ないかもしれません。
本記事では、<現時点で普及率の高い一般的なマウスピース矯正>と<インビザライン矯正>の特徴や治療の流れ、費用までそれぞれの違いを解説していきます。
矯正方法に悩まれている方は判断材料としてご一読ください。

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは、透明なマウスピース型(アライナー)装置を使用し「歯を正しい位置に動かす」ための矯正方法です。

従来の方法である、ブラケットを歯に貼付け、金属ワイヤーで歯を動かしていく矯正方法とは異なり、透明で目立たず、矯正中も周囲に気づかれにくいのが特徴です。
また、歯に固定する金属ワイヤーとブラケットと違い、マウスピース矯正では矯正装置(マウスピース)を自分で取り外せるため、歯磨きや食事も普段通り行える利点があります。

 

マウスピース矯正装置はどれも「歯を正しい位置に動かす」ために開発された装置ですが、実際に理想通りの位置に歯を的確に動かせる装置は限られています。

使用するマウスピース素材や作製方法、装着感、適応症も各社異なります。また、患者様の理想の歯並びを治療のゴールに設定できるのか(希望とする歯並びになるよう細かく設計を組み込めるか)、的確に歯を動かすマウスピースを作成できるかは技術力に大きく依存します。

 

一般的なマウスピース矯正では、マウスピースの素材はゆがみやすいものが多くなります。マウスピースの着脱によってゆがみが大きくなると、歯の移動が設計したようには動かなくなります。

また、治療計画に細かな希望や設計を反映することができないため、患者様の理想を実現するのは難しくなります。

インビザライン矯正とは

1997年に開発されたインビザライン矯正とは、マウスピースによる歯科矯正方法のひとつです。

日本を含む世界100カ国以上の国で利用されており、2020年10月時点で900万を超える治療実績があります。
インビザライン矯正は膨大なビックデータをもとにつくられる予測実現性の高い精密なマウスピースを使用し、出っ歯や不揃いの歯列など幅広い歯の状態に対応できるのが特徴です。
また、治療計画の段階で細かい設計・希望を組み込むことが可能です。そのため、一般的なマウスピース矯正では治療が難しい場合や理想の歯並びを目指したい場合に適しています。

歯並びにこだわりがなかったり、そこまでしっかりと歯が並ばなくても大丈夫という方は一般的な格安マウスピース矯正でも問題ありません。
また、歯医者さんによってはインビザライン矯正に使用する矯正装置を利用してホワイトニングを行うことも可能です。

ノア歯科クリニック表参道のインビザライン矯正

治療の流れの違い

歯科医院では、カウンセリングと歯の状態を見る精密検査ののちに、おおまかには以下の流れで治療が進むことがほとんどです。

 

マウスピース矯正の治療の流れ

まずは、一般的なマウスピース矯正の流れを見ていきましょう。

【マウスピース矯正の治療の流れ】

  1. 1.歯列、噛み合わせの歯型をシリコン等の材料で取る。
  2. 2.歯科技工士が矯正装置を作製する。
  3. 3.治療計画をもとに治療スタート。
  4. 4.治療途中で、動いた歯並びの歯型を再度シリコン等で取って矯正装置を作製するものもある。
  5. 5.治療完了後、歯並びを維持するための保定装置を装着する。

 

マウスピース矯正による治療では、シリコン等で取った歯型の模型をもとに最適な治療計画を立てる場合が多いですが、最近では口腔内スキャナーを使った3D撮影によってマウスピースを作成する会社も増えてきています。

 

インビザライン矯正の治療の流れ

つぎに、インビザライン矯正の治療の流れです。

【インビザライン矯正の治療の流れ】

※iTERO(3Dスキャナー)導入院の場合

    1. 1.歯列、噛み合わせの歯型を口腔内スキャナーで撮影する。
    2. 2.3Dモデルをもとにシミュレーション・治療計画を行う。
    3. 3.矯正装置を作製する。
    4. 4.治療計画に沿って矯正スタート。
    5. 5.治療完了後、歯並びを維持するための保定装置を装着する。

 

インビザライン矯正による治療は、歯型を3D画像化したデータをもとにシミュレーションを行い、膨大なビックデータをもとに最適な治療計画を立てる特徴があります。

歯医者さんによって細かい治療の流れは異なるため、実際の治療の流れについては事前に確認しましょう。

 

作製方法の違い

一般的なマウスピース矯正とインビザライン矯正で使用するアライナー装置は、どちらも透明で同じ形状に見えますが、作製方法が異なります。

 

作製方法|一般的なマウスピース矯正の矯正装置

一般的なマウスピース矯正で使用するアライナー装置は、患者様の歯型をシリコン等で取り、歯科技工士が手作業で作製します。

歯が少しずつ正しい位置に近づくたびに、歯型を採取して、次のマウスピースを作製していく場合もあります。
この場合は、歯の動きに合わせてフレキシブルに対応できる一方、一定の期間ごとに歯型を取る必要があるため、患者様にとって負担がかかる作製方法となっています。
また、手作業である分、歯科医師や歯科技工士の技術に左右される作製方法です。

 

作製方法|インビザライン矯正の矯正装置

インビザライン矯正で使用するアライナー装置は、最初に1回だけ3D光学撮影で歯型を取り、アライン・テクノロジー社が高度な技術を駆使して作製します。

撮影した3Dデータ、口腔内写真をもとに、矯正装置の作製会社が3Dモデルを作製。
歯科医師が3Dモデルをもとに、専用のソフトを使用して歯を移動させ治療計画を立てます。そのデータをもとに、矯正装置の作製会社が治療完了までに必要な矯正装置をすべて作製します。
iTEROという光学スキャナーの設備がある歯医者さんでは、スティック状のカメラで歯並びを高速撮影し3Dデータに変換するため、型取り時のシリコン等による変形や歪み等はなく、正確な歯型を取って作製することが可能です。

 

費用の違い

一般的なマウスピース矯正とインビザライン矯正の費用の違いを見ていきましょう。

 

一般的なマウスピース矯正の費用相場

格安のマウスピース矯正は、部分矯正なら10万~、全体矯正なら40万円~くらいとなります。

また、マウスピース1枚あたりに値段を設けている場合もあります。この場合は、1枚のマウスピースあたりが4万円前後の値段設定が多くなります。しかし、使用する枚数が増えるたび料金が増えていきますので注意が必要です。

 

インビザライン矯正の費用相場

インビザライン矯正の部分矯正は40~50万円ほど、全体矯正は、回数制限や状態により各歯科医院で設定が異なりますが80~110万円ほどです。
また、調整料として別途5,000円から1万円ほどかかる場合もあります。

一見、インビザライン矯正のほうが高く感じますが、歯並びの症状や治療期間、どれくらい改善したいかにより異なります。

短期間で理想の歯並びを目指したい等の希望がある場合はインビザラインの方が結果的に安く良い結果を得られる場合もありますので、歯医者さんに相談することをおすすめします。

正しい知識で自分の歯に合った矯正方法を選ぼう

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで一般的なマウスピース矯正とインビザライン矯正の違いがご理解いただけたのではないでしょうか。
歯の状態や理想の歯並びにあわせて、自分の歯に合った矯正方法を選びましょう。

 

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